
【スーとニワ 02】
夕食後、ニワの所へスーが来ました。
「このご本読んで。」
そう言って、1冊の絵本をニワに差し出しました。
けれどニワはとても困った様子。
なぜならニワには『話す』機能が無いのからなのです。
でも幼いスーには、そんな事は分かりません。
読んで、読んで、とピョコピョコ飛び跳ねています。
それを見ていたトォが、スーに言いました。
「本を読むのは僕の仕事だよ。スー、僕の仕事を無くしちゃ困るよ。」
ニワに読んでもらうと、トォが困っちゃうの?じゃあ、トォに読んでもらう。
と言ってスーはトォの前に絵本を開きました。
その様子を、ニワは少し悲しい表情で見つめいていました。
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